目からウロコの重度重複障害児教育

目からウロコの

重度重複障害児教育

著者名 松元 泰英
ISBNコード ISBN978-4-86371-468-7
判型/頁 B5判/168頁
発売日 2018年6月11日発売
定価
医学博士・言語聴覚士である筆者が、特別支援学校での22年間の教員経験を生かし、経験が浅い先生のために書き下ろした重度重複障害児教育の入門書。“まずはこの一冊を読めば何とかなる”をコンセプトに、指導を進める上で知っておきたいこと、大切なことなどを8つの章にまとめた。外部専門家や保護者との連携に関するヒントも満載。

  • この本の特徴
  • (1)重度重複障害児教育について新しい視点で書いてある
  • (2)内容が現場に即していて実践的である
  • (3)一冊に必要なことをまとめてある
  • (4)保護者との連携について書いてある
  • (5)イラストがおもしろく手に取りやすい
  •  
  • 目次
  • はじめに
  • 目からウロコの重度重複障害児教育 19の掟
  • 第1章 自立活動
  • 1 「自立活動の時間における指導」と「教育活動全体を通じて適切に行う指導」の関係
  • 2 粗大運動を身に付けるための自立活動
  • 3 「機能的治療アプローチ」とは
  • (1)具体的で機能的な目標を設定すること
  • (2)指導を機能的な場面(有意義な環境)で行うこと
  • (3)子どもが能動的な役割を果たすこと
  • (4)実施プログラムのすべての段階、過程(目標設定、意思決定、日常生活での実施、目標達成度の評価等)に、保護者が積極的に参加すること
  • 4 IMON の考え方について
  • (1)意図的に体を動かせる子ども
  • (2)不随意運動や麻痺があり意図的に体を動かせない状態の子ども
  • 5 質とともに量を重視した自立活動へ
  • 6 子どもの成長のものさしは適切か
  • 7 ストレッチについて
  • 8 下半身の拘縮予防のストレッチ
  • (1)股関節の屈曲、膝関節の伸展
  • (2)股関節の外転と外旋
  • (3)股関節の伸展
  • (4)体幹のストレッチ
  • (5)足関節の運動
  • 9 上肢のストレッチ
  • (1)胸、肩まわりのストレッチ
  • (2)肘、前腕、手首のストレッチ
  • 10 ストレッチの要点
  • 11 粗大運動のマイルストーン(指標)の教え方
  • (1)立位
  • (2)歩行
  • (3)IMONの考え方を活用した実践例
  • 12 「個別の指導計画」
  • 第2章 摂食指導
  • 1 食物の経路と誤嚥
  • 2 摂食嚥下の各段階
  • (1)先行期(認知期)
  • (2)準備期
  • (3)口腔期
  • (4)咽頭期
  • (5)食道期
  • 3 摂食機能の発達
  • 4 摂食指導の実際
  • (1)間接訓練
  • (2)直接訓練
  • (3)オーラルコントロール
  • (4)口腔内装具
  • (5)保護者との連携
  • 5 摂食嚥下の評価
  • (1)食形態
  • (2)とろみ
  • 6 栄養量と水分量
  • (1)栄養量
  • (2)水分量
  • 7 食事の自立
  • (1)食事動作の重要性
  • (2)支援のポイント
  • 8 スプーンの握り方
  • 9 問題行動
  • (1)食べ物に注意が向かない
  • (2)丸飲み
  • 10 口腔ケア
  • (1)口腔ケアの必要性
  • (2)口腔ケアの実践
  • 第3章 姿 勢
  • 1 いろいろな姿勢の特徴と注意点
  • (1)仰臥位(背臥位)
  • (2)側臥位
  • (3)腹臥位
  • (4)座位
  • 2 自分で動ける子どもの姿勢への対応
  • (1)座位、立位、歩行などの抗重力位をとらせる
  • (2)習慣になっている不適切な姿勢を変える
  • 第4章 AAC(拡大・代替コミュニケーション)
  • 1 AACの導入について
  • 2 AACの活用方法
  • (1)ノンテクコミュニケーション
  • (2)ローテクコミュニケーション
  • (3)ハイテクコミュニケーション
  • (4)AAC を活用した実践事例
  • 第5章 水泳指導
  • 1 重度重複障害児の水泳指導
  • 2 水の特性
  • (1)浮力について
  • (2)水圧について
  • (3)水の抵抗について
  • 3 水中での体の生理学的な変化と注意事項
  • (1)水温と室温
  • (2)塩素濃度
  • (3)学習時間
  • (4)衛生管理
  • (5)その他の注意事項
  • 4 学習内容・指導方法
  • (1)「陸上で難しい抗重力位(立位、歩行等)の経験」に対する指導
  • (2)「立位、歩行、浮く等の動作でのバランスと協調性の拡大」に対する指導
  • (3)「筋緊張の軽減とリラクセーションの経験」に対する指導
  • (4)「運動を行う勇気と自信の獲得およびそれに伴う意欲の向上」に対する指導
  • (5)「関節可動域の保持拡大および身体の変形拘縮の予防」に対する指導
  • (6)「除重力下において、日常生活に有効な動作の経験および獲得」に対する指導
  • 第6章 コミュニケーション
  • 1 コミュニケーションとは
  • 2 共通な手段や記号媒体を活用すること
  • 3 視覚的な支援(カード)の活用のしかた
  • 4 コミュニケーションレベル
  • 5 原初的コミュニケーション段階から言語的コミュニケーション段階への発達の流れ
  • 6 コミュニケーションが難しい子どもへの働きかけ
  • 7 シンプルテクノロジーの活用
  • 8 適切な支援の在り方
  • (1)受け手としての教師の支援とVOCA の活用
  • (2)教師の適切な発信
  • 9 障害が重い子どもとのコミュニケーションの困難性
  • (1)反応が微弱で発信がわかりにくい場合
  • (2)発信は見られるが、意図がわかりにくい場合
  • (3)子どもの感覚に優位性がある場合
  • 第7章 補装具
  • 1 補装具の必要性
  • 2 補装具の種類と特徴
  • (1)座位保持椅子
  • (2)短下肢装具・長下肢装具・体幹装具
  • (3)歩行器
  • (4)クラッチ
  • (5)ポジショナー
  • 3 抗重力位を提供できた事例
  • 第8章 医療的ケア
  • 1 喀痰吸引
  • (1)なぜ喀痰吸引が必要なのか
  • (2)体位ドレナージの方法
  • 2 舌根沈下
  • 3 口呼吸から鼻呼吸へ
  • 4 呼吸障害
  • 5 気管カニューレ内部の喀痰吸引
  • 6 胃ろうと経鼻経管栄養
  • (1)口腔ケア(口腔内の細菌の抑制)
  • (2)姿勢管理(定期的な姿勢変換による肺換気能力の維持・向上)
  • (3)舌根沈下や口呼吸などの防止(呼吸障害への対応)
  • (4)薬の適切な使用
  • (5)胃食道逆流への適切な対応
  • 7 胃ろうや経鼻経管栄養での注入
  • (1)注入前後の注意事項
  • (2)注入中の注意事項

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