生活を豊かにするための姿勢づくり

生活を豊かにするための姿勢づくり

著者名 監修:こども教育宝仙大学/松原 豊
著:NPO法人ポップンクラブ代表理事/村上 潤
ISBNコード ISBN978-4-86371-163-1
判型/頁 B5判/ケース紹介66頁 カラー 本文192頁
発売日 2011年8月1日発売
定価
障がいの重い人たちへのキャスパー・アプローチによる挑戦

  • 「キャスパー・アプローチ」とは 監修の言葉より
  • 本書は、リハビリテーションエンジニアとして、長年にわたって肢体不自由のある人の道具づくりに携わってきた村上 潤氏の実践と研究の成果です。村上氏は15年にわたる膨大な椅子づくりの実践を通し、試行錯誤しながら、オリジナルのシーティング理論及び技法であるキャスパー・アプローチをまとめる仕事を続けてきました。その試みには、数多くの肢体不自由の方、その保護者や介護者、医療、教育、工学の専門家の協力がありました。その成果が本書です。
  • <中略>
  • キャスパー・アプローチは日本の椅子づくりの現場で積み重ねられてきた理論と技法です。欧米の理論や技法の紹介や導入も大切ですが、日本の土壌でこのような優れた理論と技法が発展してきていることを誇りにしたいと思います。巻末資料で紹介しているように、キャスパー・アプローチは現在アメリカの著名なシーティングの研究者が注目しています。また、国際学会への発表も予定されています。これまで欧米から導入されることの多かったシーティングの理論と技法を日本から世界に発信していくことが期待されます。
  •  
  • CASPER(キャスパー)とは
  • CASPERとは、キャスパー・アプローチにおいて、重要な意味を持つCaput(頭)、Axis(軸)、Skeleton(骨格)、Proportion(均整)、Enjoy(楽しむ)、Relax(リラックス)という6つの要素の頭文字を並べた造語です。
  •  
  • 目次
  • 第1章 ケース紹介
  • No. 1 頭が前に倒れ、お尻が前にずれてしまう少年
  • No. 2 腕が後ろに引かれてしまう少女
  • No. 3 もたれられなかった筋ジストロフィーの少年
  • No. 4 どんなに抑制しても倒れてしまう少女
  • No. 5 授業中前に倒れてしまう少年
  • No. 6 大きく側彎がある少年
  • No. 7 寝ている姿勢でも力の入ってしまう側彎のある少年
  • No. 8 首が据わらず低緊張な少年
  • No. 9 嬉しいと反り返ってしまう少年
  • No.10 背中が丸くなり、力が抜けない少年
  • No.11 後ろに反りかえってしまう少年
  • No.12 車椅子で二つ折れになってしまう少女
  • No.13 食事がしやすい環境設定について
  • No.14 短い期間でヘッドコントロールを獲得した少女
  • No.15 車椅子で起き上がろうとする少女
  • No.16 キャスパーで生活を豊かにするお手伝い
  • No.17 車椅子で倒れて苦しそうなおばさん
  • No.18 誤嚥の改善が見られたおじいさん
  • 第2章 キャスパー・アプローチの理論
  • 1.目の前で起きていることを見直し、真正面から向き合う
  • 2.痛さとストレスから起こる負の現象
  • 3.良い姿勢とは
  • 第3章 キャスパー・アプローチにおける不安定と安定について
  • 1.身体を物理的に安定させる
  • 2.骨格の安定と5つの不安定
  • 3.キャスパー・アプローチにおけるもたれると乗せる
  • 第4章 骨格軸にそった安定へのアプローチ
  • 1.骨盤から頭部までの6つの部位
  • 2.身体を背もたれに預けるために必要な「安定スペース」と「骨格軸」
  • 3.「安定スペース」があるからこそできる、胸郭上部から頭部までの「骨格軸」
  • 4.6つの主要部位、それぞれの安定と不安定
  • 5.骨格安定の判断
  • 6.キャスパー・アプローチがスタートしてからの変化
  • 第5章 キャスパー・動きへのアプローチ
  • 1.キャスパー的安定と引き出された動き
  • 2.コントロールされていない動きについて
  • 3.コントロールされていない動きの原因・要因・現象
  • 4.骨格の不安定以外の要因
  • 5.コントロールされていない動きへの具体的対応
  • 6.それまでのパターンの動きと、環境に適応しようとした動きの再構築
  • 第6章 「コントロールされた動き」と学習
  • 1.身体の物理的な安定から始まるコントロールされた動き
  • 2.上から下へ動ける空間を広げる
  • 3.コントロールできている動きと、しようとしている動き
  • 第7章 成功経験のサイクル創り
  • 1.ワンハンドレット・ストーリーズという発想
  • 2.生活を中心としたチームアプローチの重要性
  • 3.特別支援学校での休み時間に気付いたこと
  • 資料1 キャスパー・アプローチのセミナー、研究会、海外活動
  • 1.セミナー、講習会の実績と内容
  • 2.キャスパー・アプローチ研究会について
  • 3.CARRE(キャレ)について
  • 4.海外へのキャスパー・アプローチ紹介と理論化
  • 資料2 NPOポップンクラブの活動
  • 1.「スマイル・ファクトリー(笑顔創り工場)」構想と「ラボラトリー(研究室)」
  • 2.NPO活動を支える「ポップン事業」と「テン・スリー・ファクトリー」

新刊書籍

パブリシティ情報

肢体不自由教育250号
(日本肢体不自由児協会)
文字・文章の読み書き指導
4/13号 あさひかわ新聞 記事
はるの空
4/6 北海道新聞 記事
はるの空
3/13 美瑛新聞 記事
はるの空
実践みんなの特別支援教育4月号(学研教育みらい)
図書紹介
特別なニーズ教育の基礎と方法
肢体不自由教育249号
図書紹介
授業力向上シリーズNo.8 遠隔教育・オンライン学習の実践と工夫
特別支援教育研究3月号
(東洋館出版社)763号
図書紹介
キャリア発達支援研究7 思いと向き合い可能性を紡ぐキャリア教育
実践障害児教育2021年2月号
(学研教育みらい)
カリキュラム・マネジメントで子どもが変わる!学校が変わる!
肢体不自由教育248号
(日本肢体不自由児協会)
特別支援教育のカリキュラム・マネジメント
肢体不自由教育247号
(日本肢体不自由児協会)
子ども主体の子どもが輝く授業づくり3
10/8産経新聞 記事
社会参加をみすえた自己理解
10/6大阪日日新聞 記事
社会参加をみすえた自己理解
肢体不自由教育246号
(日本肢体不自由児協会)
特別支援教育のステップアップ指導方法100
肢体不自由教育246号
(日本肢体不自由児協会)
「自立活動の指導」のデザインと展開
教育家庭新聞8/3号
特別支援教育の基礎・基本 2020
実践障害児教育8月号
(学研教育みらい)
今日からできる! 発達障害通級指導教室
実践障害児教育7月号
(学研教育みらい)
知的・発達障害のある子のプログラミング教育実践
特別支援教育研究6月号
(東洋館出版社) 図書紹介
「自立活動の指導」のデザインと展開
肢体不自由教育245号
(日本肢体不自由児協会)
適切行動支援 PBSスタディパック
特別支援教育研究3月号(東洋館出版社) 図書紹介
キャリア発達支援研究 6
トーハン週報`20 2/3号
スマホに振り回される子 スマホを使いこなす子
西日本新聞 熊本県版朝刊
思春期の子どものこころがわかる25のQ&A

Pick Up

Information

Online Shop

書籍は次のネット書店でも購入することができます。
アマゾン
セブンネット

Link

QRコード

当サイトはスマートフォンに対応しております。
https://www.kyoikushinsha.co.jp/